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スターバックスのエプロンはなぜ緑なのか?ユニフォームとブランド心理学

「エプロンの色を変えただけで、なぜ売上が変わるのか」——この問いに、経営学と心理学は明確な答えを持っています。


ユニフォームは単なる作業着ではありません。色・形・素材のひとつひとつが、顧客が企業に対して抱く「信頼」や「印象」を無意識のうちに形づくっています。今回は、身近な事例を手がかりに、ユニフォームが持つブランド心理学的な意味を掘り下げます。


緑のエプロンを着たカフェスタッフ
接客業のユニフォームは、色そのものが企業の印象を語る(イメージ) 出典:Photo by Vitaly Gariev on Unsplash

目次 色彩心理学から見るユニフォームの力 スターバックスのグリーンエプロンが伝えているもの ANAの制服、国連の青いヘルメット――信頼を形にする色と形 中小企業のユニフォームにも同じ理論が使える ユニフォームを「ブランド設計」として考える3つの視点 まとめ


色彩心理学から見るユニフォームの力


色彩心理学の研究では、緑は「安心」「自然」「成長」を連想させる色とされています。青は「信頼」「誠実」「冷静」、赤は「情熱」「緊急性」「食欲増進」を連想させるとされ、多くの飲食・小売ブランドが色選びに理論的な裏付けを持たせています。人は視覚情報の処理を瞬時に行うため、ロゴやユニフォームの色は、接客や商品の質を判断する前段階で、すでに企業への印象を形成しているのです。



スターバックスのグリーンエプロンが伝えているもの


スターバックスの緑色のエプロンは、1971年の創業時から一貫して使われているシンボルです。緑は「サステナビリティ」「自然由来のコーヒー豆」「落ち着いた第三の場所(サードプレイス)」というブランドコンセプトと結びついています。エプロンの色を変えないという一貫性そのものが、世界中どの店舗でも「同じ体験」を提供するという約束(ブランドプロミス)として機能しているのです。



ANAの制服、国連の青いヘルメット――信頼を形にする色と形


同様の理論は他の事例にも当てはまります。ANAの制服は、清潔感のあるネイビーやホワイトを基調とし、「安全」「安心」「上質なサービス」を視覚的に伝えています。国連平和維持軍の青いヘルメットは、戦闘服とは明確に異なる色を採用することで「非戦闘員」「中立」というメッセージを一目で伝える機能を持ちます。どちらも、言葉で説明する前に色と形が信頼を語っている好例です。



中小企業のユニフォームにも同じ理論が使える


「うちは大企業ではないから」と考える必要はありません。むしろ従業員数十名規模の会社ほど、ユニフォームが持つブランド発信力は相対的に大きくなります。飲食店であれば清潔感を伝える白・ネイビー基調、スポーツクラブであれば躍動感を伝える差し色、士業や専門職であれば信頼感を伝える紺・グレーなど、業種と伝えたい印象を一致させることが第一歩です。



ユニフォームを「ブランド設計」として考える3つの視点


SOLLEDでは、ユニフォーム制作を単なる発注作業ではなく、次の3つの視点で「ブランド設計」として捉えることを提案しています。


視点

問い

具体例

どんな印象を与えたいか

信頼=紺、活力=赤、安心=緑

一貫性

全店舗・全従業員で統一されているか

ロゴの位置・色・サイズを揃える

継続性

数年後も同じ印象を保てるか

流行に左右されない配色・デザイン



まとめ


エプロンや制服の色は、思いつきで決めるものではなく、企業が顧客に何を約束するかを映す鏡です。次にユニフォームを作る、あるいは作り直すタイミングが来たら、「何色にするか」ではなく「何を伝えたいか」から考えてみてください。


SOLLEDでは、色や配色の意図から一緒に考えるユニフォーム・ウェア制作をご提案しています。ウェアのラインナップは取扱ウェアページ、企業のユニフォームを計画的に整える仕組みはNOVEMOからもご覧いただけます。



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