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飲食店スタッフユニフォームの事例集|配色術

8月28日
読了時間: 6分

更新日:9月2日

同じ料理を出していても、スタッフの服装が変わるだけで「もう一段いい店」に見えることがあります。


飲食店のユニフォームは、動きやすさと洗いやすさだけで選ばれがちです。しかしお客様は入店してからの数秒間、料理よりも先にスタッフの姿を見ています。そこで受け取った印象は、その後の価格の納得感や再来店の判断にまで影響します。今回は、業態別のユニフォーム配色を事例形式で整理し、明日から使える配色ルールと、アイテム・加工の選び方までまとめました。


エプロン姿でドリンクを提供するカフェスタッフ
エプロンの色や形だけでも、お店の第一印象は大きく変わる 出典:Photo by Danielle Smit on Unsplash

出典:Photo by Vitaly Gariev on Unsplash


目次 1. ユニフォームは「入店3秒」の情報源 2. 業態別・ユニフォーム配色の事例集 3. 失敗しない配色の3つのルール 4. アイテムと加工の選び方 5. SOLLEDでの制作の進め方


1. ユニフォームは「入店3秒」の情報源


店舗の内装は、一度つくれば動きません。一方でユニフォームは、店内を歩き回り、テーブルに近づき、会計時にはお客様の正面に立ちます。つまりユニフォームは「移動する内装」です。滞在時間のうち、お客様の視界に最も長く入り続けるブランド要素だと言い換えることもできます。


環境心理学の分野では、店舗空間の色彩や照明が来店客の感情や滞在行動に影響することが長く研究されてきました。メラビアンとラッセルが提唱したPADモデル(快・覚醒・支配の3次元で環境への反応を捉える枠組み)は、その代表例としてよく引用されます。ユニフォームの色は、この「店の空気」をつくる変数のひとつです。


実務的に言えば、お客様はユニフォームから次の3つを読み取っています。


お客様がユニフォームから読み取る3つの情報

  • 清潔感 ——「この店の衛生管理は信頼できるか」

  • 価格帯の期待値 ——「この店はいくらくらいの店か」

  • 誰がスタッフか ——「注文を頼んでいい人はどれか」


3つ目は見落とされがちですが、混雑時の店内で「スタッフが一目で分かる」ことは、お客様のストレスを確実に減らします。ホールが混み合う業態ほど、配色のコントラストが機能面でも効いてきます。



2. 業態別・ユニフォーム配色の事例集


ここからは、SOLLEDでよくご相談をいただく業態ごとに、選ばれやすい配色パターンを整理します。


カフェ・ベーカリー|ナチュラルトーンで「居心地」を出す

  • ベース:生成り・オートミール・ライトグレーのTシャツやシャツ

  • アクセント:ブラウン、テラコッタ、モスグリーンのエプロン

  • ロゴ:1色の細めのタイポグラフィ。主張しすぎないほうが世界観に合います


居酒屋・和食|濃色ベース+差し色で「活気」を出す

  • ベース:紺・黒・墨色の作務衣風シャツやTシャツ

  • アクセント:えんじ・からし色の前掛け、または帯状の切り替え

  • ロゴ:白または金の1色抜き。暗い店内でも読める明度差を確保します


ラーメン・定食|黒×白の高コントラストで「即戦力感」を出す

  • ベース:黒のTシャツまたは黒の作務衣。油汚れが目立ちにくいのが実務上の利点です

  • アクセント:白の大きめロゴ、白タオル、白キャップ

  • ロゴ:太めのゴシックや筆文字。遠目からも読める大きさに


イタリアン・ビストロ|白シャツ×黒ロングエプロンの定番

  • ベース:白またはライトグレーのシャツ

  • アクセント:黒・チャコールのロングエプロン(丈が長いほど価格帯が上に見えます)

  • ロゴ:胸元に小さく刺繍。控えめなほど格が上がります


テイクアウト・キッチンカー|1色で覚えてもらう

  • ベース:ブランドカラー1色のTシャツやパーカー

  • アクセント:同系色のキャップとトートバッグで統一

  • ロゴ:背面にも大きく配置。行列そのものが看板になります


エプロン姿で接客する飲食店スタッフ2名
お揃いのユニフォームは、チームで働く一体感も生み出す 出典:Photo by Roméo A. on Unsplash

出典:Photo by Crew on Unsplash



3. 失敗しない配色の3つのルール


ルール1:70:25:5で配分する

インテリアデザインで使われる配色比率の考え方が、そのままユニフォームにも応用できます。面積の大きいトップスをベースカラー(約70%)、エプロンやボトムスをアソートカラー(約25%)、ロゴや小物をアクセントカラー(約5%)に割り当てると、色数が増えても散らかりません。


ルール2:ロゴは「明度差」で読ませる

ロゴが読めない最大の原因は、色の相性ではなく明度差の不足です。黒ベースに濃紺のロゴ、白ベースに淡いベージュのロゴは、写真で見ると消えてしまいます。判断に迷ったら、デザインをグレースケールに変換してみてください。それでも読めれば実物でも読めます。


ルール3:汚れる場所の色を先に決める

飲食店のユニフォームは、必ず汚れます。ソースが跳ねる腹部、皿を抱える胸元、手を拭く腰回り。この3か所に濃色が来るよう設計すると、買い替え頻度が下がります。白を使うなら、汚れたら即交換できるよう1人あたりの枚数を多めに持つ前提で計算してください。



4. アイテムと加工の選び方


配色が決まったら、次はアイテムと加工です。飲食店では「洗濯回数の多さ」が判断軸になります。


アイテム別の目安

  • Tシャツ:最も導入しやすく、アルバイトの入れ替わりが多い店舗に向きます

  • ポロシャツ:襟があるだけで客単価の期待値が一段上がります。ファミリー層向けの店舗に有効

  • エプロン:本体を変えずに季節や周年で印象を変えられる、最もコスパの良い投資対象です

  • キャップ・バンダナ:衛生面の安心感を最短で伝えられます


加工方法の選び方

  • DTFプリント:色数の制限がなく、小ロットでも1枚あたりの単価が安定します。グラデーションや写真も再現可能

  • 刺繍:高級感が出て、洗濯にも強い。胸元の小さなロゴに最適ですが、細かい文字や色数の多いデザインには不向きです


枚数の目安は、1人あたり2〜3枚です。スタッフ10名の店舗なら20〜30枚。連勤と洗濯サイクルを考えると、2枚では回らない現場が多いのが実感です。



5. SOLLEDでの制作の進め方


SOLLEDでは、飲食店のユニフォームを次の流れで制作しています。


  • ヒアリング:業態、客単価、内装の写真、既存ロゴのデータを共有いただきます

  • 配色提案:内装写真をもとに、ベース・アソート・アクセントの3案をご提示します

  • デザイン作成:デザイン費は無料。完成イメージをお送りしてから判断いただけます

  • サンプル確認:必要に応じて1枚から試作できます

  • 本生産・納品:出荷予定日は原則6営業日以降で設定し、無理な短納期による品質低下を避けています


小ロット対応・自社制作のため、「まず5枚だけ試したい」「新店舗の分だけ追加したい」といったご相談にも対応できます。ユニフォームと合わせて、ショップカードやノベルティのトートバッグ、タンブラーまでまとめてご提案することも可能です。


また、複数店舗の追加発注やスタッフ増員時の補充をまとめて仕組み化したい企業様向けに、月額制のユニフォーム・ノベルティ管理サービス「NOVEMO」もご用意しています。



▼まずは無料相談から


飲食店のユニフォームのご相談は、SOLLED公式LINEからが最短です。店内の写真とロゴデータを送っていただければ、配色のご提案からお見積りまでご案内できます。


・SOLLED公式LINEで相談する:https://lin.ee/YuMUOgr

・お問い合わせフォームはこちら:https://www.solled-original.site

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