「 宝の持ち腐れ 」
- 太一 尾崎
- 4月1日
- 読了時間: 2分
年度変わりの時期で、各消防本部や各地域メデカルコントロール協議会から令和7年の種々の統計数値の報告がなされていることと思います。勿論全国各地から出されている数値を閲覧することは困難ですが、少なくとも自分の所属あるいは関わりのある消防本部やメデカルコントロール協議会から出される統計を知ることはできます。
消防年報として公表されるものはインターネットで誰でもいつでも、どの地域のものでもアクセス可能ですが、年報に掲載されている統計数値から詳細を読むとることには限界があります。この時期に報告される詳細なデータを分析すると意外な事実を発見することがあります。
今年も、ある消防本部の救急救命士の特定行為に関するデータから、救急救命士の能力の高さを示すデータと医学的にも価値あるデータを読み取ることができ、早速高名な救急医学の先生にお話ししたところ「医学論文にもなり得る学問的にも価値のある貴重なデータだね」と評価されました。
申し上げたいことは、皆さんの周りにも気が付かずに埋もれている貴重なデータが少なからずあり、宝の持ち腐れ状態に置かれているということです。もったいないな、と感じています。何もこれを研究論文にまとめなさいということではなく、自分たちのすばらしさを確認することにもなり、これを市民広報に活用すれば市民からの信頼もより高まるということを申し上げたいのです。
ということを実感しているので、今回の塾では、身の回りにある埋もれたデータを探してみて、それを活用する方法について考えてみたいと思います。
あわせて、前回取り上げることにしていた、医療現場同様に救急現場においてもタイムアウトをとるべきかどうか、それは可能か、どんなことについて確認が必要か等について、参加の皆さんと考えてみたいと思います。
令和8年4月21日火曜日午後7時から塾を開きます。
年度初めで落ち着かないかも知れませんが、一緒に考えてみましょう。


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